束見本作成 Bunch sample created
ページ数が多い印刷物を作るとき、ヨシノ印刷では必ず「束見本(つかみほん)」という見本を用意します。これは実際に印刷物として納品する際にどれくらいの厚さや重さになるかということを理解するためのサンプルであり、紙の種類や製本方法など、実際に製品としてできあがってくるものと全く同じ条件で用意します。
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同条件だからこそ事前にトラブルを回避できます。
紙の厚さは様々で、それが数百ページにもなると1㎝、2㎝と厚さが変わってきます。本や冊子、カタログなどを作る場合、それが重さにも反映されます。実際にどのくらいの重さになるかということが分かれば輸送方法や輸送コストの算出が事前に可能になります。
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実物と同じ製本方法だから完成をイメージしやすい。
紙の種類だけでなく、製本方法も全く同じなので手に持った感触なども確認することができます。上製本という書籍や記念史などで使われる製本方法もそのまま再現しますので、手に取ってもらった方がどういった印象を抱くかも確認できます。